聖母教会というとドイツのドレスデンにある聖母教会が有名ですが、ミュンヘン市内にもあります。
ミュンヘンにあるフラウエン教会は聖母教会としてだけでなく、ミュンヘンのシンボル的存在であり人気の観光スポット。
ゴシック様式の建物自体も素晴らしく、荘厳な雰囲気が多くの人々を魅了していますが、
が!?
それだけではありません!!
フラウエン教会には、『悪魔の足跡』が残されているんです!!!
悪魔って、あの色んな映画にも登場する「悪魔」(デビル)です。
夢の中であれば見たことある人はいるかもしれませんが、悪魔自体を現世で見た人はおそらく皆無かと。。
そして!
フラウエン教会では悪魔の残した足跡を誰でも実際に見ることができます!!
悪魔は存在するのか?!という議論は置いといて、、、
本記事では、教会内の多くの見所も含めて詳しく紹介していきます!
- フラウエン教会(聖母教会)の歴史について
- フラウエン教会の外観
- フラウエン教会の内観
- フラウエン教会の見所:①悪魔の足跡
- フラウエン教会の見所:②ルードヴィヒ4世の慰霊碑
- フラウエン教会の見所:③ヴィッテルスバッハ家の墓所
- フラウエン教会の詳細情報
- まとめ:フラウエン教会にある「悪魔の足跡」は必見!他にも多くの見所があります!
フラウエン教会(聖母教会)の歴史について
フラウエン教会はミュンヘン市内中心部にあるマリエン広場から歩いて徒歩10分の場所にあります。
1468年に着工し、それから20年後の1488年に完成した歴史的価値のあるミュンヘン最大のゴシック建築物ですが、第二次世界大戦で戦火に見舞われた為、現在の建物は1994年に修復されています。
教会の特徴である2つの玉ねぎ型のドームはミュンヘン市内の至るところから見ることができ、言葉通り、ミュンヘンの代表的なランドマークです。
フラウエン教会の外観
フラウエン教会の特徴である2つの玉ねぎ型のドームは高さ100mある為、近距離からでは撮影ができないほどです。
近距離でも写真を撮れなくはありませんが、首を痛めかけました。。。
※2019年6月時点では修復中でした。
ミュンヘン市内中心部の建築物については条例で36mまでと定められている為、玉ねぎ型ドームはどこからでも見渡すことができます。
遠くから望むと、フラウエン教会の巨大さが一目瞭然です。
フラウエン教会の内観
教会の内部は思った以上にシンプルで個人的には荘厳というより、どちらかというと質素な雰囲気に感じました。
教会は三身廊からなり高さは約31m、白い支柱が2列に22本ずつ並んでいます。
ステンドグラスや祭壇画などが飾られており、これらは14~18世紀の作品になるとの事です。
壁にびっしりと施された数々のステンドグラスは目を見張ります。
フラウエン教会の見所:①悪魔の足跡
いよいよ、本題である悪魔の足跡について紹介します!
(上の画像は私の悪魔へのイメージです。。)
早速ですが、肝心の『悪魔の足跡』は教会の入り口すぐの場所で見つけることができます。
画像手前に足跡のようなものが見えるでしょうか??
拡大した画像はこちら⬇
どうですか?!
悪魔の足跡に見えますか??
私の靴のサイズは27.5cmなので、足跡は一般男性より少し大きいですが、足跡に見えますよね?!
これだけだと、ただ床に足跡っぽい跡が残っているだけで「がっかりスポット」に思われるかもしれません。
が!?
とある伝説を知ると感動するはずです!!
悪魔の足跡の伝説については、実はいくつか残されています。
伝説①
フラウエン教会を建築したイェルク・フォン・ハルスバッハと悪魔との間で、「教会に窓をつくらない」ことを条件に教会を建てた。完成した際に悪魔が訪れると、窓がないにも関わらず教会内部が明るかったことに腹を建てて怒りの為に地団駄を踏んで足跡を残した。
伝説②
悪魔が教会を訪れた際に入り口から教会内を見渡すと、窓が全くないことに高笑いし、ゲラゲラと地団駄を踏んで足跡を残した。
他にもいくつか伝説はありますが、上記2つが特に有名です。
そして足跡から教会内部を見渡すと、誰もが驚愕するはずです!!
ない??!
先ほど教会内部を紹介しましたが、悪魔の足跡の位置からは壁に張り巡らされたステンドグラスが一切、見えません!!
これには2列に並んだ白い支柱が影響しており、等間隔で並んだ六角形の支柱によって三身廊の側廊が見えず、壁のように見えるためです。
トリックアートのようで私自身、悪魔の足跡から見た光景に驚愕しました。
わざわざ、窓が見えないように設計する必要もないと思われるので、本当に悪魔に気付かれないように設計したのではないかと妄想が膨らみます。
正面の奥に窓が見えるじゃん!?
と思ったそこのあなた!
観察力がありますね!笑
正面にある内陣のステンドグラスについて、こちらはフラウエン教会の建設当時は大祭壇の後ろにあった為、隠れて見えなかったそうです。
補足までに。
フラウエン教会の見所:②ルードヴィヒ4世の慰霊碑
フラウエン教会には悪魔の足跡以外に、他にも見どころがあります!
その1つがこちら⬇
こちらは、ルートヴィヒ4世の記念廟で、ブロンズと大理石で出来ています。
ルートヴィヒ4世はヴィッテルスバッハ家出身の神聖ローマ帝国の皇帝。
記念廟ということでお墓になるわけで、こんなオープンに公開されているなんて?!と思うかもしれませんが、遺体はこちらではなく地下に収められています。
フラウエン教会の見所:③ヴィッテルスバッハ家の墓所
聖歌隊席のすぐ側に階段があり、地下に降りることができます。
そしてこちらにはヴィッテルスバッハ家の地下霊廟があります。
こちらでは神聖ローマ皇帝ルートヴィヒ4世から、バイエルン王国最後の国王となったルードリッヒ3世までの12名が祀られています。
ヴィッテルスバッハ家は代々、ミュンヘン含めドイツを統治されていた由緒ある貴族です。
時の皇帝の墓所もあるフラウエン教会の地下も忘れずに訪れましょう。
フラウエン教会の詳細情報
■住所
Frauenplatz 12, 80331 München
■地図
■アクセス方法
・マリエンプラッツ駅から徒歩3分
・マリエン広場から徒歩10分
■営業時間
・月曜日から土曜日
午前8時〜午後5時まで
・日曜・祝日
午前9時30分〜午後5時まで
■入場料
無料
■公式サイト
Der Münchner Dom: Home
まとめ:フラウエン教会にある「悪魔の足跡」は必見!他にも多くの見所があります!
フラウエン教会の『悪魔の足跡』と、それ以外の見どころについて紹介しました。
悪魔の足跡については嘘っぽいというか疑ってしまうかもしれませんが、足跡のある場所からは教会の窓が全く見えないことは事実です。
わざと見えないように設計されているはずなので、何かしらの意図があるはずであり、悪魔と契約を交わした伝説①を個人的には支持します。
また悪魔の足跡以外にも多くの見どころがあります。
そして現在は修復中ですが、ミュンヘン市内中心部で最も高さのある、フラウエン教会から望む景色も一見の価値があります。
これからミュンヘンを訪れる際は是非、旅程に含んでみてはいかがでしょうか。
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というわけで本日は以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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