海外旅行では観光スポットを訪れるだけでなく、グルメも楽しみの1つ!
そしてプラハ観光でグルメを楽しむなら
チェコ料理だけでなく『ビール』も必見です!
チェコには数多くのビール醸造所があり、
各地で美味しい地ビールを楽しむことができます。
チェコビールはなぜ美味しいのか?
チェコビールで押さえておきたいポイントをまとめました。
また美味しい伝統料理と一緒にチェコのビール文化を体験できる場所として、プラハで最も人気のあるホスポダについても併せてご紹介します!
ホスポダでチェコのビール文化を体験しよう!
フランス料理にワインが合うように、チェコ料理には問答無用でビールです!
チェコのスーパーでは100円未満で市販されるビールも多くあり、ミネラルウォーターよりもビールが安いことで有名ですが、味は一級品。
そしてビール文化が根付いているチェコでは街のあちこちにビール醸造所から直送された出来たてのビールを飲めるホスポダがたくさんあります。
ホスポダとは?!
ホスポダとは、チェコ語で『居酒屋』という意味です。
レストランというよりはパプなど大衆酒場のイメージに近い形態で、お店の好みによって様々な地ビールが提供されており、なかにはビール醸造所が併設されているホスポダもあります。
また単にお酒を飲むだけのBarではなく、簡単な軽食、そして本格的なチェコ料理を提供しているホスポダもあるので、美味しい地ビールと一緒に伝統料理も堪能できます。
基本的に、テーブル席の場合は相席になることが多いので、隣のお客さんと一緒に乾杯したり、ビールを通して仲良くなることも。
ホスポダを通して、いかにチェコ文化にビールが浸透しているのか知ることができるので、プラハ観光される場合は最低でも1軒は訪れることをお勧めします。
チェコは一人あたりのビール消費量が世界一!
ビール大国といえば、真っ先に「ドイツ」を思い浮かべる方が多いと思います。
しかし実は国民1人あたりのビール消費量は、
チェコが世界一です!
(2018年度)
驚くべきことに、チェコは1993年から26年連続で世界一であり、他国を圧倒しています!!
2018年度は2位がオーストリアで、ドイツは3位となります。
我らが日本は52位。
1人あたりの消費量で比べると、
チェコは日本の4.8倍も多く飲まれています!
国別の消費量では人口の多い中国が1位となりますが、チェコ文化にビールがどれほど浸透しているのか、数字でも明確です。
チェコのジャテツで収穫されるホップは世界最高峰です!
ビールに必要な原料として、「麦芽、ホップ、酵母」が挙げられます。
そして、プラハの北西約90kmに位置する町であるジャテツ(Zatec)で栽培されるホップは世界最高レベルの品質を誇り、ビールとホップの聖地としてビール愛好家に知られています。
ビールに詳しい方は「ザーツ」という言葉を聞いたことがあると思いますが、ジャテツのドイツ語読みとなります。
チェコ産ホップは世界中に輸出されており、チェコの重要な貿易産物の1つ。
余談ですが、
世界的に有名なビールの祭典として、ドイツのオクトーバーフェスを思いつくと思いますが、チェコのジャテツ地方でも毎年9月にホップの収穫祭「ドチェスナー」が開催されます。
チェコはピルスナービールの発祥の地
ビールは醸造法と酵母の種類によって、「上面発酵(エール)と下面発酵(ラガー)、自然発酵」に大別されます。
世界中で最も親しまれているのはラガービールであり、その1つである、「ピルスナー」が最も主流です。
日本の大手メーカーが製造するビールの大半はピルスナービールですが、実はチェコがピルスナービール発祥の地となり、「ピルスナー」という言葉もチェコのプルゼニ(ピルゼン)地方から命名されています。
現在も数多くのビールがピルゼン地方で製造されていますが、ビール好きでない方も1842年に誕生した『ピルスナー・ウルケル』だけは是非、トライしてください!
名前の通りですが、
プラハでお勧めのホスポダ
今回は、その中でも訪れて欲しいホスポダ、U Zlateho Tygra(ウ ズラテーホ ティグラ)をご紹介します。
こちらは『世界一のビールが飲めるホスポダ』として有名であり、観光スポットが集まる旧市街広場から徒歩5分とアクセスも良好です。
日本だけでなく各国のガイドブックに掲載される人気店であり、地元のビール愛好家にも親しまれているホスポダなので、基本的にオープンしてすぐに席が埋まります。
短期旅行者にとっては運を味方に付けないと入店できませんが、こちらではチェコにビール文化がどれほど浸透しているのか、ご自身の目で知ることができます。
店名は日本語にすると「黄金の虎」という意味となり、入口の看板にも虎が描かれています。
そしてこちらでは先ほど紹介した、ピルスナー・ウルケルが飲めます!
ビールの泡がきめ細かく、グラスを顔に近づけると芳醇な香りに驚かされます。
味はコクが強く、はじめは強い苦味を感じますが後味はすっきりしています。
日本のプレミアムモルツやエビスビールに似た味わいで、上質なホップの苦味が病みつきになります。
そして、美味しいビールと一緒に食事も楽しむことができます。
ユッケのような見た目のタルタルステーキが人気メニューとのことで注文しましたが、大正解!
海外で生肉を提供する店舗は珍しいと思いますが、ビールとの相性は抜群です!!
その他のメニューはこちらの公式サイトで確認できます。
http://www.uzlatehotygra.cz/en/
ピルスナー・ウルケルは市販でも販売されていますが、ビール醸造所から直送された本物のビールを是非、味わってください。
世界中からビール愛好家が集まる理由が分かります。
ホスポダでチェコのビール文化を体験しないと後悔します:まとめ
今回はチェコのビール文化について紹介しました。
■まとめ
- チェコは国民のビール消費料が世界一
- ジャテツ地方のホップは世界最高峰
- チェコはピルスナービール発祥の地
- ピルスナー・ウルケルがピルスナービールの元祖
- ホスポダでビール文化を体験できる
- 世界一のビールを飲むなら「ウ・ズラテーホ ティグラ」
- ホスポダでは地ビールと一緒にチェコ料理も堪能できる
基本的にホスポダでは全てのビール銘柄が飲めるわけではなく、お店の好みで取り揃えは違います。
気になる地ビールがある場合は、お店の入口の看板に地ビールの銘柄が表示されているケースもあるので、入店する前に確認しましょう。
またチェコにはホスポダ以外にも、ピブニツェ(Pivnice)と呼ばれるビアホール、ビール専門店があります。
一度にたくさんの地ビールを堪能されたい方はピブニツェに、そして地元の方や常連さんがビール片手にワイワイ盛り上がっている雰囲気、そしてチェコの伝統料理を味わいたい方はホスポダを忘れずにチェックしてください。
個人的には、観光で訪れる際はチェコの大衆文化、国民にどれほどビールが愛されているのか実際に体験できる、ホスポダに行くとこをお勧めします!!
また今回ご紹介したU Zlateho Tygra(ウ ズラテーホ ティグラ)は特に入店が難しいので、確実にホスポダを体験されたい方はベルトラで予約できるツアーに参加されると良いです。
最後に!
実際に訪れる前にチェコのビールを体験されたい方は、日本国内でも購入できます。
ピルスナー発祥のビールと日本のビールとの味比べも面白いですよ。
というわけで、本日は以上です。
この記事が少しでも旅行の役に立てば幸いです!
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