どうも、ゾノ(zono_travel)です!
こちらでは、2024年9月に訪れたカンボジア観光4泊5日の旅を紹介しています!!
カンボジア観光5日目について
本日はカンボジア観光5日目!!
- トゥールスレン博物館について
- プノンペン国際空港までの移動
本日がカンボジア観光の最終日。夕方には滞在先のマレーシアの首都クアラルンプールに帰国するため、観光の見どころは少なめですが、私が体験したすべてを共有します!本記事で旅の楽しさを少しでも感じていただけたら幸いです。
ホテルでご機嫌ビュッフェ
午前9時ごろに起床。ホテルで朝食を食べるため下のレストランに向かいます。
宿泊したナガワールドの朝食サービスではビュッフェ式で好きな料理を食べることができ、昨夜はつけ麺を食べただけだったので空腹。遠慮せずに食べたい料理をどんどんお皿に盛り付けます。
寿司やサーモン、そしてお肉もありどれも旨い。オムレツも追加注文しましたがシェフがその場で調理してくれるので出来立てを頂けます。しかも!ナガワールド2はカジノが併設されてることもあってか、レストランにも喫煙席があります!!ヘビースモーカーにとって最高すぎる環境なので、ある程度快適な客室、そして部屋で喫煙されたい方はナガワールド2、オススメできます!(禁煙ルームもあります)
NagaWorld Hotel(ナガワールド)の詳細について
負の遺産を訪問
続いて、プノンペン観光で外せない場所である「トゥールスレン博物館」へ。
ホテルからトゥクトゥクで15分くらいの距離にあり、あっという間に到着。
こちらはプノンペン観光で必ず訪れたい場所ですが、楽しむ場所ではなく、ポル・ポト政権下での虐殺と人権侵害の歴史を記録し、未来に伝える役割を果たしています。
学校の跡地に見えると思います。事実、元々は高校の校舎だった場所が、S21と暗号名で呼ばれていた政治犯収容所となり、そして現在では博物館、そして犠牲者へ哀悼の意を表する場所として当時の状態のまま保存されていました。
音声ガイドに従って順番に建物内を周り、所要時間は約1時間半ほど。目を覆いたくなるような資料が展示されており、正直、気分は滅入ります。詳しくは別記事で紹介しますが、「人間とは愚かな生き物」といった少し哲学的なことまで考えさせられました。
この場所で約14,000人~20,000人が尋問という名の拷問の後に虐殺されたとされ、生き残ったのは僅か8名。収容者の大半は罪のない国民です。看守の過ちに怒りが込み上げてきましたが、看守には10代から20代の若者もおり、クメールルージュの命令に従わないと次は自分も同じような目に合うという境遇。そして看守の大半もS21(収容所)の秘密が外部に漏れないように虐殺されるという結末。
尋問された部屋や拷問器具だけでなく、犠牲者が連行された際に撮られた写真や衣服など、博物館内の展示物はユネスコの記憶遺産として登録されています。後味が良いものではありませんが、これらの残虐な出来事を風化させずに向き合う必要があると感じたので、辛い思いをするのを承知のうえでお時間のある方は目を通してください。
■記事はしばらくお待ちください
ついに、マレーシアへ帰国
時刻は午後3時過ぎ。トゥールスレン博物館を後にして、帰路に就くために宿泊先のナガワールドに到着。
ホテルにて空港送迎サービスを手配してもらいましたが、こちらも友人のおかげで無料!写真は撮り忘れましたがリムジンバスで戻れるなんてVIP待遇すぎでした。ちなみに、1日目からお世話になっているユウはカンボジアにずっと住んでるわけでなくマレーシアにも不定期で来ており、ちょうど予定があるとのことで同じフライトで一緒に戻ることに。
1つ、注意してほしいことがプノンペンの渋滞です。
夕方は渋滞になる場合が多いとの事で、空港に向かう際は余裕をもって行動する必要があります。
しかも!?
たまたまですが、我々よりも超VIPな国王?レベルの方が車で移動しているらしく、彼らが通る直線道路以外の脇道はすべて警察官が待機し、車が通過するまで通行止めでした。日本でも警察が誘導することはあると思いますが、規模感が違って数キロメートル以上も封鎖されてました。最後に、さすが海外と感じる場面でした。
通常は30分も掛からない距離を1時間半近くかけて空港に着き、チェックイン完了。
というわけで、無事にマレーシアに到着し、カンボジア観光は終了です!
最後に
本日はカンボジア観光の5日目の模様を紹介しました。
最終日ということもあり、あまり観光はできませんでしたが、トゥールスレン博物館を訪れたことで色々と考えさせられました。シェムリアップの観光ではカンボジア人の優しさに何度も触れる機会があり、さすが「微笑みの国・カンボジア」と感じましたが2つ疑問に思ったことがありました。
1つは、若い人は多いのにご年配な方が少ないこと。そしてもう1つはアンコールワット遺跡もある観光大国なはずなのに、他の観光地と違って英語を上手く話せない人が多いように思えたことでした。
トゥールスレン博物館がS21と呼ばれた収容所として存在していたのが、今から約50年前。ポルポト政権下の1975年から1979年のたった4年間で、カンボジアの人口の約4分の1にあたる170万~200万人のカンボジア人を虐殺または死亡に追いやったとされています。しかも殺害・処刑されたのは反逆分子として恐れた教師や医者、僧侶などの知識人になります。私の考えは誤りかもしれませんが、このような残虐な過去がカンボジアの発展、そして教育水準を低下させた原因ではないかと思えます。
約15年ぶりのカンボジア訪問となりましたが、観光を楽しめただけでなく、カンボジアの過去の負の遺産、そして現状を知れたことで私にとって印象深い旅に。ちっぽけな私に出来ることは、カンボジアの発展そして平和を願うことくらいですが、日本で生まれただけで恵まれていることを理解し、これからの人生を無駄にしないように生きていきたいと考えさせられる旅となりました。
というわけで本日は以上となります!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
カンボジア観光のまとめ記事はこちらから⇩
<旅行記に直接訪問はこちらから>
カンボジア観光1日目(パブストリートなど)
カンボジア観光2日目(アンコールワット遺跡群)
カンボジア観光3日目(トンレサップ湖クルーズ)
カンボジア観光4日目(プノンペン終日観光)