ウィーン楽友協会でクラシック鑑賞は一生の思い出になります!
オーストリアの首都ウィーンは「音楽の都」であり、クラシック音楽やオペラ鑑賞が至るところで毎日催行されています。
今回ご紹介する『ウィーン楽友協会』はクラシック鑑賞が好きな方だけでなく、とりあえず一度だけでも本場のクラシックを聴いてみたいと考えている方にもお勧めできるコンサートホールです。
ウィーン観光で必見の観光スポットとして、ウィーン楽友協会について詳細情報をお伝えします!
ウィーン楽友協会はウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地です!
クラシック音楽に興味がない方もウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の名前だけは聞いたことがあるのではないでしょうか。
通称「ウィーンフィル」は世界各国にある管弦楽団の中でも世界最高峰のオーケストラ。
特に、毎年1月1日の元旦にテレビ中継されるニューイヤーコンサートが有名で、世界90カ国以上で約5億人が視聴すると言われている、世界一有名なコンサートです。
クラシック音楽が好きな方であれば一生に一度は聴いてみたいと憧れるウィーンフィルのコンサートですが、彼らが本拠地としているのがウィーン楽友協会の大ホール(ムジークフェラインザール)となります。
ウィーン楽友協会は市内中心部にあります!
ウィーン楽友協会は市内中心部のリング通り(環状道路)沿いにあります。
繁華街から徒歩圏内なので、ショッピングや観光の合間に簡単にアクセスできます。
■地図
チケットはオンライン購入できます
ウィーン楽友協会では毎月多くのコンサートが開催されており、公式サイトで購入することができます。
公式サイト
※購入される際は無料会員に登録する必要があります。
公式サイトは日本語にも対応していますが、翻訳が少しおかしかったりするので英語に変更して申込みされた方が良いです。
申込方法は希望する公演プログラムがあった場合、「Ticket」と表示されているものはオンラインで購入可能です。
「Ticket」をクリックすると座席の指定ができるので、希望の座席を選択して申込みすれば予約完了です。
また日程を決めていない方はウィーン楽友協会の近隣にあるチケット窓口で購入することも可能です。
ウィーンフィルの公演について
ウィーンフィルの定期公演については基本的に会員の方に優先的にチケットが販売されており、予約は大変困難です。
また定期公演は年間契約となり、購入された方が利用をキャンセルしない限り、座席は空きません。
そして、定期公演以外の公演についても注意点があります。
通常は有料会員にまずチケット販売が開始され、無料会員の方は発売開始から1週間遅れての解禁となります。
事前に予約したい公演が決まっている場合は値段は少し高く付きますが代理店を通して購入することで大抵の場合は入手できます。
豪華絢爛な黄金ホールに感動します
黄金ホールはウィーンフィルの本拠地だけあり、音響についても世界最高峰と呼ばれています。
そして黄金ホールはその名の通り、装飾が黄金に輝いており、豪華絢爛です。
クラシック音楽に興味が無い方もこのコンサートホールを訪れると感動します!
ホールの形が縦長なこともあり、両サイドの座席でも音は比較的均等に聴こえます。
ただし、日本のコンサートホールと違って最前部が最も良く聴こえるというわけではありません。
また座席によってはオーケストラが全く見えないという可能性もあります。
ちなみに最も良い席は、
1階席の中間部分エリアの後方部分(後ろ5列目まで)とされています。
良い座席は値段も高額となりますので、その点には注意してください。
クラシック鑑賞の初心者には2階席がお勧め
クラシック鑑賞に慣れていない方、音響にそこまで拘らずに気軽に演奏を楽しみたい方には2階席がお勧めです。
2階席からはコンサートホール全体が見渡せるため視界も良く、また音響も全く悪くないです。
そして1階席に比べて座席の値段も破格の安さなので、クラシック音楽の雰囲気だけでも味わえれば満足という方には2階席をお勧めします。
本場のクラシック音楽を10ユーロで鑑賞できます
ウィーンフィルが演奏するチケットは高額です。
定期公演のチケットが予約できた場合、日本円で平均10万円以上。
ニューイヤー・コンサートの場合は抽選でのみ対応してますが、倍率がかなり高く全席がプレミア価格で50万円以上にもなり、簡単に手が出せません。
クラシック音楽の鑑賞に敷居が高く感じるかもしれませんが、ご安心を!
ウィーン楽友協会では他にも多くの管弦楽団が演奏されており、ウィーンフィルに拘らなければ格安でチケットを入手できます。
私はユースの方が演奏されるクラシック音楽を鑑賞しましたが、
たったの10ユーロでした!!
1階席は50ユーロ以上するところ、2階席は5分の1の値段です。
オーケストラから離れていますが、音量が小さいこともなく全ての楽器が鮮明に聴こえました。
何より、2階席からの光景は圧巻です!
全体が見渡せるので、1階席を予約された方も開演前後に訪れることをお勧めします。
また更に安い座席として、立見席があります。
こちらは1階席の最後部となっており、5ユーロ前後でクラシック鑑賞できます。
観光客の方も多いですが、これから音楽家を目指すアマチュアの方も頻繁に利用されるとの事。
立見席の場合は当日にチケット売り場を訪れても予約なしで鑑賞できる可能性が高いです。
※人気の公演プログラムを除く
クラシック鑑賞するならウィーン楽友協会をお勧めします:まとめ
本日はウィーン楽友協会でクラシック鑑賞する場合の予約方法と黄金ホールについてご紹介しました。
ウィーン市内にコンサートホールはいくつもありますが、一度しか訪れないのであれば、ウィーン楽友協会でクラシック鑑賞することをお勧めします。
特に黄金ホールは必見です!!
ウィーン楽友協会の見学コースでも黄金ホールを訪れることができますが、せっかくならクラシック鑑賞をすることをお勧めします。
コンサートチケットも座席によりますが、リーズナブルにクラシック鑑賞することも可能です。
もちろん、本場のウィーンフィルのコンサートを鑑賞できれば感動すること間違いなしですが、それ以外のコンサートでも十分感動できます!
最後に、
大ホールのグローサー・ムジークフェラインスザール(Großer Musikvereinssaal )が黄金ホールであり、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地です。
黄金ホールでクラシック鑑賞されたい方は小ホールの ブラームス・ザール(Brahms-saal)と間違いないように注意してください。
というわけで、本日は以上です。
皆さんの旅行の参考になれば幸いです。
では!!
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