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イエス・キリストは実在したのか?|生誕の地など誕生秘話6選!

エスがどこで生まれたか、
知っていますか?!



馬小屋で生まれた!と思った方が大半ではないでしょうか。



ですが!?



実は正解のようで不正解。



イエス・キリストにまつわる話は多くある為、どれが正解かは実際のところわかりませんが、パレスチナ自治区ベツレヘムでは実際に生まれた場所、つまり『イエス生誕の地』が現在も残されています。



ただし!?



全員がそうとは言い切れませんが、

イエス・キリストは本当に存在したのか?



このように疑問に思う方も多いのではないでしょうか。



エスが処刑された前後については、最後の晩餐やゴルゴダの丘など、知っている方も多いと思いますが、『イエス・キリスト生誕』についてはあまり知られていません。



その為、イエス・キリストの誕生について詳しく掘り下げることで、本当に実在したのか分析できるのではないかと考えて、様々な資料に目を通してまとめました。



本記事では誕生秘話6選として、誕生から本格的に布教活動を始めるまでを時系列に沿ってご紹介します。



少し難しい内容に思えるかもしれませんが、なるべく簡単な表現で分かりやすく説明しているので是非、最後まで読まれて知識として深めていただけると幸いです。




イエス・キリスト聖誕秘話6選|馬小屋で生まれた理由など詳しく解説!



こちらではイエス・キリストが生まれる前の受胎告知からキリスト教の布教を本格的に開始するまでを時系列に解説していきます。


イエス・キリストの誕生秘話に関連した観光スポットは別記事で詳細をまとめているので気になる方は参考にしてください。





①ナザレで聖マリア妊娠!?



エスの母親である聖マリアは元々、イスラエルナザレという街に住んでいました。



受胎告知について



『受胎告知』について聞いたことありますか??



受胎告知とは、
大天使ガブリエルから「神の子を身籠っている」と告げられた出来事を指します。

※マリアがそれを受け入れたことも意味に含まれます。



つまり、イエス・キリストは聖マリアが一般的な男女の営みによる「自然妊娠」で誕生したのではなく、大天使のお告げによって「奇跡的に誕生」したことになっています。



受胎告知については聖書や福音書にも記されていますが以下で内容が異なります。

聖母マリアがナザレにいた時に大天使ガブリエルが目の前に現れて受胎告知をされたと記述。

ベツレヘムにいた際に、聖母マリアではなくヨセフの夢に天使が現れて受胎告知をされたと記述。

実は、聖書には詳しい内容は記されていません。また旧約聖書にも神の子を授かる記述はありますが詳しい内容は記述されていません。



この記事では現時点でキリスト教徒に最も支持されている、ルカ福音書の内容に基づいています。




②聖マリアがベツレヘムに移動した理由



ローマ皇帝アウグストゥスより、「全世界の人口調査をせよ」と勅令が出されました。



そのため、全てのローマ市民は住民登録をする為に故郷に戻る必要がありました。



マリアの婚約者であるヨセフはダビデの末裔とされており、ダビデの故郷であるベツレヘムに戻る必要があったことが理由とされています。



どのくらいの距離を移動されたのか、
気になったので地図で調べてみました。




ナザレからベツレヘムまでは約160Km、徒歩で33時間の距離になります。



受胎告知を受けた後なので、マリアはイエスを身籠った状態で長い時間を掛けて移動したことになるので少し驚きです。



豆知識!

  • ナザレからベツレヘムまでは徒歩ではなく、ロバに乗って移動したとされています。

  • 受胎告知は処女である聖マリアが告げられたことになるので、マリアの夫であるヨセフは、イエスの実父ではなく「義父」となります。




ベツレヘムで聖マリア出産!!



エス生誕に関しては、ルカ福音書に記述されています。


エスが馬小屋で生まれた理由



ベツレヘムにはマリアとヨセフだけでなく、多くの同郷も人口調査のために帰郷していたので、小さな村に人々が溢れかえっていました。



マリアは宿に泊まることができず洞窟で寝泊まりし、その際に臨月を迎えてイエスを出産したとされています。



POINT

  • エスは飼葉桶で生まれたとされており、その場所が洞窟でかつ馬小屋であったのではないかと考えられています。

  • エス生誕の地は現在、降誕教会(聖誕教会)の地下に保存されており、実際に訪れることができます。



※イエスの生まれた場所について画像付きで紹介しています。




④イエスに危機が迫る?!



こちらは『マタイ福音書』を参考に解説します。



エスが生まれた後、東方の三博士が星に導かれてイエスを礼拝するため訪れました。



東方の三博士は、天体の異変から「新しい王」の誕生を知ったとされています。



そして救世主イエスの降誕を見て拝み、乳香、没薬、黄金を贈り物として捧げたと記述されています。



豆知識!

マタイ福音書には東方から3人が訪れたとは明記されていませんが、3つの贈り物が捧げられたことから三博士と解釈されるようになりました。




幼児虐殺の発令について



ユダヤの当時の支配者であるヘロデ大王は新しい王の誕生が自身の地位を脅かすと考えました。



そして新しい王(イエス)が誰なのか、知り得なかった為に2才以下の男子を全員虐殺したとされています。




⑤エジプトに移動した理由



この幼児虐殺が実施される前に、イエス一行はエジプトに逃れて危機を回避したとされています。



ベツレヘムから離れた理由



エジプトに逃れた理由は、『マタイ福音書』に記述されています。



ヨセフは夢の中で天使より、ヘロデ大王がイエスを殺そうとしていること。そしてヘロデ大王が亡くなるまで家族を連れてエジプトに逃げることを告げらたことが理由です。



このお告げを信じて、夜明け前にベツレヘムから離れたことで幼児虐殺の難を逃れました。




⑥家族でナザレに帰還!!!



こちらも『マタイ福音書』を参照します。



しばらくエジプトで過ごした後に、再び天使からお告げがありました。


エジプトから帰還した理由



ヨセフの夢の中に天使が再び現れて、イエスの命を狙っていた人々は亡くなった為、これより帰還するよう告げられたことが理由です。



またベツレヘムヘロデ大王の息子が後を継いでおり、父親と同様に残虐非道であった為、ベツレヘムではなくナザレに帰還するように告げたとされています。



こうして、イエスはナザレの地で神の子としてキリスト教を布教されていくことになり、そこで多くの信者から支持されることになります。



当時のイスラエルローマ帝国の支配にあり、国教としてはユダヤ教が信仰されていました。



キリスト教の布教活動を快く思っていないローマ帝国によってイエス・キリストは脅威の存在であり、最終的に無実の罪で裁かれて死刑となりますが、現在まで広く信仰されている理由にはこのような誕生秘話が隠されています。




【まとめ】イエス・キリストは実在したのか?



本日はイエス誕生秘話6選として紹介しました。



約2000年以上前の出来事であり、検証できない部分も多く残されているので曖昧な部分もあります。



様々な諸説があるので、文献と相違する部分があるかもしれませんが、私なりに調べて文脈を整えました。



ここからは個人的な意見を述べます。


■個人的な意見

  • 受胎告知で出産は有り得ないのでは?!
  • 人口調査した事実はあっても記録がないのはなぜ?!

誕生秘話について調べたところ残念ながら疑問が残りました。



出生について調べればイエス・キリストが実在したのか分かると考えて調べましたが、非現実的な内容が多くあり、完全な証拠は見つかりませんでした。



ただし、
私自身はイエス・キリストという人間自体は実在した」と考えています。



理由は、曖昧な部分もありますが架空の人物(虚像)としてイエス・キリストが作り上げられたわけではなく、事実の中に少しばかりの虚実を含んだ形で聖書や福音書、そして伝えられたのではないかと考えるからです。



受胎告知については、人間ではなく『神の子』として認知される必要があったこと、キリスト教をより神格化する為に、都合よく聖書や福音書に記されたのではないかと考えています。

キリスト教徒の方には失礼ですね、、、)



また人口調査をしたという事実はあっても記録が残っていないことにも疑問が残ります。



記録さえあれば、聖マリアとヨゼフがベツレヘムを訪れた事実が証明されるのですが。。



最後に、
イエス・キリストが実在したのか答えになっていませんが、今回お伝えした誕生秘話について「まとめ」以外は私の意見を省いて、全て聖書と福音書から引用して記述しています。



今回の記事を読んで、各自でご自身の答えを導くことに繋がれば幸いです。




【補足】イエス・キリストに関係する観光スポット



エルサレムキリスト教の聖地であり、パレスチナイエス・キリスト生誕の地とされており、イエス・キリストに関係する観光スポットが多く集まっています。



私自身が実際にイスラエルパレスチナを訪れた際の情報について旅行記として紹介しているので気になる方はチェックしてください。



■ イエス生誕の地(馬小屋とされる場所)⇩


■「最後の晩餐」がされた場所⇩


■ イエスが磔される前に歩いた道⇩


■ イエスのお墓がある教会(世界遺産)⇩


以上となります。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


では!!



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