【海外旅行】一人旅(バックパッカー)向けの世界の歩き方

日本にいるだけじゃ勿体無い!!100日間バックパッカー世界周遊を通して『旅の楽しさ×旅の知識』を共有します。

エルサレム観光で必見!「最後の晩餐の部屋」はシオンの丘にあります!!

『最後の晩餐』と聞いて、
パッと何を思い浮かべますか??



おそらく、
レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画を思い浮かべる人が
大半ではないでしょうか。



私もその内の一人です。



レオナルド・ダ・ヴィンチ(最後の晩餐)👅

最後の晩餐(ダ・ヴィンチ)


こちらの有名な絵はあくまでフィクションかと思っていました。



が!?



実は、

キリストが最後の晩餐をしたとされる部屋は、存在します!!



神話やおとぎ話の世界ではありません!!!



今回は、「最後の晩餐の部屋」についてご紹介しますが、同じくシオンの丘にあるダビデ王の墓」についてもお伝えします。



ダビデ王の墓について興味ないかもしれませんが、詳細を知ればちょっと感動すると思います!!
(自らハードル上げるパターン)


エルサレム観光で必見!「最後の晩餐の部屋」はシオンの丘にあります!!

イエス・キリストが最後の晩餐をされた同じ部屋(空間)を訪れました。

エルサレムの人気の観光スポットではありませんが、私は必見スポットだと思うので訪問することを強くお勧めします。


イスラエル滞在は1日目、旅行期間は合計64日目となります。


①シオンの丘に向けて出発!

シオンの丘からの風景



シオンの丘までバスで簡単に行けますが、私は散策も兼ねて徒歩で向かいました。



距離にして2km弱、30分も掛かりません。




ただし、「シオンの丘」というだけあって途中から坂道になるので体力に自信のない方はバス移動が無難です。



そもそも、、、



歩いて行こう!!



って考える人は少数派ですね。。。



そして予定通り、
30分前後でシオンの丘に到着。



この周辺の建物は見た目も美しく、通路も石畳で綺麗に舗装されており、歴史に興味がない方も雰囲気だけでも楽しめます。



シオンの丘の景観



■補足
シオンの丘まで交通機関を利用する場合、
旧市街周辺からバスで訪れる際は、徒歩の半分の15分程で向かうことが出来ます。




ダビデ王の墓で信仰を学ぶ

ダビデ王の墓(入口)



事前に調べて気になっていたダビデ王の墓が今の位置から近かったので、最後の晩餐の部屋より先に訪れることにしました。



正直、調べる前まではあまり期待していなかったのですが、おそらく皆さんも驚くはず。。



そもそも、

ダビデ王って誰?!



と思われませんか??



私も同じく知りませんでした。



簡単に説明すると、

紀元前1,000年頃に存在したとされる、古代ヘブライ王国(昔のイスラエル)の二代目の国王です。そしてペリシテ人の侵略からヘブライ王国を守り、また息子のソロモン王と共にイスラエルの最盛期を築いた、伝説の英雄とされています。



難しく感じるかもしれませんが、
さらに簡単に説明すると、、、


ミケランジェロの『ダビデ像』のモデルさんです!!



誰もが一度は聞いたことがある有名人!



ダビデ像



このお方、見たことありますよね?!



旧約聖書に書かれている伝記になるので、本当に実在したのか謎ですが、こちらに眠るダビデ王とされています。



ちなみに、ダビデ王の墓の前にもダビデ像があります👅

ダビデ王の墓の前の彫刻



こちらはさっきの勇敢そうな姿とは違い、
竪琴を奏でている姿の銅像です。



調べてみると、
幼少期は羊飼いをされていたとの事。



なんと!?



ダビデ王は国王の子として生まれたわけではないそうです!!



音楽や詩歌に優れていたことから、楽師として初代王サウルに仕えて、竪琴を演奏することで国王を癒やされていたとの事。



羊飼いから一国の王様に成り上がるなんて、、、



日本で言う豊臣秀吉に近い存在なのか?!



そのような生い立ちも合ってか、
ユダヤ教徒から絶大な人気を誇ります。
(ちょっと初代王が可愛そう。。)



長くなりましたが、、
ダビデ王の墓について紹介します!!



ダビデ王の墓(内部)



内部は洞窟のような雰囲気。



そして、Men(男性)と書かれた看板が!



ダビデ王の墓(内部にある看板)



こちら、
トイレではありません!!



ユダヤ教において、男女が同じ部屋で祈りを捧げることが許されていないことが原因で、お墓の入口、そして祈る場所も別々になっています。



そしてお墓の中へ。



ダビデ王の墓



お墓は狭い部屋にありますが、
既に多くの信者がいたので部外者の私は写真を2,3枚だけささっと済ませて邪魔にならないよう隅っこに移動。。



実在しているかも分からない人のお墓なのに、こんなに今も信仰されているとは、この雰囲気に痺れます。

ユダヤ教徒にとっては史実として伝わっています。



そして出口付近で何やら気になるものが!



ダビデ王の墓のメズーザー



扉の右側に付いているの、
見えますか??



よく見えないかもしれないので拡大版👅

メズーザー(Mezuzah)



ユダヤ教徒の方々が中に入る際、そして外に出る際に必ずこの筒みたいなものを触って出入りしています。



この時点では知りませんでしたが、嘆きの壁にいたユダヤ人の方に聞いたところ、


これはメズーザー(Mezuzah)と言うそうです。



筒は正解で、実際にこの筒の中は空洞になっていて、申命記(シェモート)に由来する礼拝文の紙が中に入っているとのこと。



■補足

  • 入場料:無料!!
  • ダビデ王の墓には棺もありますが、実際は地下に埋葬されていると伝わっているそうです。
  • メズーザー(Mezuzah)は門柱という意味です。ダビデ王の墓だけでなくユダヤ教の関連施設、住居など様々なところで見ることが出来ます。

③最後の晩餐の部屋で感動!?

最後の晩餐(ダ・ヴィンチ)



そして、いよいよ今回の大本命!



最後の晩餐の部屋に向かいます!!



先ほど訪れたダビデ王の墓は近くにあると冒頭で言いました。



が!?



実は、
最後の晩餐の部屋は、
ダビデ王の墓の2階です!!!



ちょっと不思議な感じがするかもしれませんが、同じ建物にあります。



正直な話、
イエス・キリストは架空の人物とさえ思っていたので、最後の晩餐をされた場所というだけでなく、、



本当に実在しているのか!!?



という気持ちがイスラエルを訪れる前からありました。



最後の晩餐はイエス・キリストが処刑される前日に12人の弟子と一緒に食事をされたと言われています。



そして、
その場所がこちらです!!



最後の晩餐の部屋



ん?



あれ??!



ダ・ヴィンチの絵と違う。



最後の晩餐の部屋



それに、ちょっと部屋も狭いような。。



本当にここで合ってるのか疑問でしたが、
シオンの丘付近の「二階の部屋(広間)」(マルコの福音書14.15)ということが明らかになっており、それに基づいて言い伝えられています。



最後の晩餐の部屋



同じ空間にイエス・キリストがいた!!



そして最後の晩餐はこの場所で行われた!!!



と考えると鳥肌モノです。



この建物自体が12世紀に十字軍によって再建されたとの事なので同じ内観ではありませんが、空間は同じはず!!



見た目は大したことないですが、
(失礼)


史実を知ったうえで訪れていたので結構、感動しました。



またダ・ヴィンチの描いた「最後の晩餐」では弟子と横並びに食事をされている風景ですが、実際は円を描くように地べたに座ってパンやワインなど簡素な食事をされたと言われています。



最後の晩餐の部屋にあるミフラブ



そしてイスラム教のミフラブが写っているので、キリスト教なのになぜ?と思うかもしれません。



これには理由があり、オスマントルコに支配されていた15世紀にモスクとして改装された為とのことです。



キリストが最後の晩餐をされた部屋で、イスラム教の信者がお祈りをする。



国が変わると宗教も変わる。



不思議な気持ちになりましたが、改めてイスラエルという国は遥か昔から宗教が複雑に絡んでいたことがこの目で見て実感できました。



■補足

  • 入場料:無料!!


新約聖書ではイエス・キリストは「ダビデの子」と書かれてあるそうです。

ウィキペディアがそう言ってました笑)







④シオンの丘は見所がたくさんあります!

マリア永眠教会



私は訪れませんでしたが、
シオンの丘にはマリア永眠教会もあります!



名前の通り、
マリア様のお墓も実はこちらにあります!!



私は「最後の晩餐の部屋」で十分満足できたのでスルーしましたが、時間をつくって訪れることをお勧めします。



シオンの丘は景色も綺麗でゆっくり観光するのに適していると感じたので、1時間半は時間を割いた方が良いと思います。



ただ注意して欲しいのが、
エルサレムはさすが聖地と言うべきか、狭いエリアに数え切れないほどの見所があります。

(本当にきりが無いくらいですよ)



事前にしっかりと計画を立てて、
特に時間の無い方は、ただ歩きまわって写真を撮って終わりにはしないようにしましょう。



それでは本日は以上です。



そして次回は、
エルサレム観光で旅行者が必ず訪れる「嘆きの壁」について紹介します!!



私の旅の全行程を紹介しているので、他の記事もどうぞよろしくお願いします。



皆さんの旅行の参考、そして私の旅行記を読み物として楽しんでもらえれば幸いです。


では!!



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