ラオス:ムアンクアからノーンキャウまで移動【17日目】
本日はラオス2日目となります。
最終目的地はルアンパバーンとなりますが、現在、ムアンクアという場所にいるので次の中継地点に向かいます。
(まだゴールは遠いです)
というわけでムアンクアから次の街、ノーンキャウ(Nong Khiaw)までの移動が本日のメインとなります。
本日の旅程について
まず、朝起きてホテル周辺をブラブラ。
コンビニはもちろんありませんが、日用品を販売しているお店を発見。
旅行者向けというよりは、地元の人のためのお店だと思いますが、品揃えは良さそう。
この通りは食事ができるお店もあり朝から気持ち、賑わっていました。
9時半に船着き場に着きたかったので、軽く散策したあとホテルに戻り身支度。
これから船着き場に向かうのですが、前回の記事の通り
最低でも4名以上の乗客がいることを願うばかり。
船着き場に予定通り向かいましたが、
奇跡が起こりました!
なんと!?
ベトナムから一緒にバスで向かった旅行者2名とここで再会しました!
昨日は全く観光客に会わなかったので、まさかここで再会すると思わずテンション上がります。
そして何より、ラオスとの国境付近で行方不明になった欧米人とも再開!!!
その方を国境で見捨てたので(詳しくは国境越えの記事を読んでください)、まさかラオスにいるとは思っておらず、状況を聞いてみました。
簡潔にお伝えすると、
ベトナム滞在時にビザを2回、取得して滞在していたそうなのですが、
税関で1回目のビザしか確認されず、そのビザの期限が切れているのでオーバーステイとして扱われてしまい、税関でずっと拘束されていたそうです。。
私たちが乗っていたバスは30分以上彼を待ったのですが、いっこうに現れなかったのでバスに置いていた荷物もそこに残して去ったので本当にラオスに無事に入ることができて良かったなと。
ちなみに、彼は税関で拘束から開放されたのですが、バスは去ったあとなので暫く途方に暮れて、結局、一旦ベトナムに引き返して再度、ラオスに入国したそうです、、、
とにかく戻ってきたうえに私も含めて現在、乗客は3名。
そしてローカルも1名来たので計4名が出発前にいました。
ということは一人あたり20万キープで乗ることができる!!
と自分の運の良さに惚れ惚れしました笑
前回の記事で書きましたが、チケットの料金は人数によって変動します。
しかしチケットを買おうとすると25万キープを要求されたので、ここで少し係員とバトル。
向こうの言い分を聞くと、そのローカルの1人は2つの決まった目的地に行くわけではなく、すぐ近くのところまで乗るだけなので客数として1名にカウントされないとの事。
もちろん、そんな言い分に納得できないので、しぶとく交渉。
結局、交渉の甲斐もあり、20万キープで行ってくれることになりました。
たかが5万キープ(日本円:620円)ですが節約できて幸先が良いです。
そして定刻通りに出発。
今から次の目的地であるノーンキャウに向かいます。
小さいボートでしたが、スピードは体感で早く風も当たって心地良い。
事前に瓶ビールも買っていたので、酒を飲みながら川から見える自然を満喫。
川の水は綺麗ではありませんでしたが、川から見える景色は絶景。
と言いつつ絶景は言いすぎでしたが、開放的で酒の酔いもあって幸せな一時を過ごせました。
時間はたっぷりあったので一緒に乗った旅行者2名と色々と会話をして過ごしました。
ちなみに一人はロシア人の女性です。
もう一人の税関で置き去りにされた方はフランス人の男性です。
とくにこのフランス人は元々、お医者さんで今は引退していましたが、以前までユニセフで主にアフリカの医療支援をされていたとの事で面白い話が聞けました。
正直、はじめは変わったおじさんと思ってましたが人は見かけによらないなと改めて思えます。
途中、子どもたちが川で遊んでいる光景を目にして、心が和む。
同じボートでノーンキャウまで向かうと思いきや、
途中で辺鄙な場所に降ろされました。
そして、そこからバスではなくトラックに乗って別の船着き場まで移動となります。
移動の途中でこんな辺鄙な場所に似つかわしくない橋?堤防?が現れました。
遠くの看板を見ると中国語の文字。
ラオスにも中国人の影響があるのかと、中国の強国さが計り知れます。
10分前後、トラックでの移動となりましたが、次の船着き場に到着。
そこではビールも売っていたのでお酒を購入。
こちらでボートが来るまで暫く待機となります。
船着き場は小屋でしたが、売店もありました。
現地の方がちょうど昼食の時間で混ぜてもらいました。
これが地元の方が食べていた料理。
魚も美味しかったというか、料理は好きなだけ食べさせてもらいましたが、一切お金の催促をされませんでした。
今となっては恥ずかしいですが、現地の方の暖かい気持ちに甘えました。
お礼にもなりませんが、私にとって貴重なセブンスターをお裾分け。
ちなみに2人は兄弟です。
そうこうしている内にボートが到着。
ここからボートの旅が再開。
相変わらず心地良い。
こちらは別の街ですが、一緒に同乗した不運の男性はこちらに滞在するそうで、ここでお別れ。
この街はムアンクアとは違ってリゾート感があり、特に欧米人に人気があるそうです。
何でも過去に、旅行雑誌で取り上げられたことがあったそうです。
欧米人には自然に囲まれただけの街が好きな人が多いような気がします。
私ともう一人の女性は一緒のノーンキャウまで向かう予定なのでこのまま降りずに先に進みます。
ボートに乗ってここまで合計約6時間。
ついに目的地のノーンキャウに到着。
ムアンクアとは違って観光地っぽい雰囲気があり、テンション上がります。
余談ですが、降りた際にひと悶着ありました。。
というのも私ではなく、もう一人の女性のチケットが今いるノーンキャウではなく、
先程の欧米人が降りた街の名前になっており追加料金を払えとのこと。
私には関係無いことでしたが、その女性は英語が話せず交渉ができていなかったので私が間に入って説明することに。
結局、ムアンクアの係員の間違いだったことを理解して貰え、その女性にも軽く感謝され、少しばかり良い行いができたかなと。
これは私が貰ったチケット。英語で書かれていないので乗る際は注意を。
船着き場を降りたところでその女性ともお別れ。
正直、私のタイプだったら一緒に行動したかもしれませんが笑
そして陸に上がり、まず先に本日の宿泊先を探すべく情報収集。
プール付きでテントに泊まれる格安の場所を見つけたので、そこまで歩くことに。
地図では現在地から近くに感じましたが、いっこうに辿り着かない。。
山道を20分くらい歩いても宿が見つからないので、道を間違えたかなと思って引き返したりもしましたがようやく到着。
道路沿いに看板もありましたが中心部から普通に歩いても20分くらい掛かる距離にありました。。
で、チェックインしようと受付をお願いし、目の前にプールがあったので早速泳ぐことに。
(汗もけっこうかいたのでチェックイン前に少しばかり休息)
暑かったのでプールで泳いで気持ちよかったのですが、そこまで綺麗ではなかったです。。
またチェックインに時間が掛かっていて未だ、案内されなかったのでテントもどんな感じか確認することに。
プール沿いは先約で埋まっていたので少し離れたところのテントを覗いたのですが、想像以上に汚い。
また虫も多くテンション下がる。
(写真、取り忘れました)
結局、スタッフから今見たテントかそれと同様のテントしか泊まれないと告げられ、、、
キャンセルしよう、、、
予約したうえにプールで泳いでたことをスタッフにぶちぶち言われましたが、お構い無し。
(今となっては申し訳なく思いますが)
立地も良くなかったので別のホテルを探すことにしました。
そして本日、宿泊するホテルはこちらです。
部屋の写真も何枚か撮ったのでこちらは詳しくは別記事で紹介します。
(自信を持ってお勧めできるので)
綺麗な室内で部屋も広く、虫も入ってこなかったので快適に過ごせました。
このホテルは色々と彷徨った際にたまたま見つけました。
というのも、明日にはルアンパバーンにバスで向かいたかったので、その情報も調べながらホテルを探していました。
このホテルの主人はすごく親切でした。
今の時期がシーズンでないこともあり、割引き価格で提供可能と!
そして、割引価格で泊まれるだけでなく、明日朝にルアンパバーンに行きたい旨を話すとバスが出発する停留所まで送ってくれるとの事で本当に有り難かったです。
ちなみに、
こちらのノーンキャウは昨日のムアンクアとは違い、旅行者も多く、市街地では何社かバス手配会社を見つけました。
その時撮ったプライスシートも載せておきます👅
ルアンパバーンだけでなく、バンビエンにも行けるみたいです。
上の写真だとルアンパバーンまでは7万キープなので、日本円で約870円で行けそうです。
バス停留所でチケットは購入することができるので
私は代理店では購入せずに直接購入する予定。
(そっちの方が安いはずですし、閑散期は満席になるリスクもないと思ったので)
泊まるホテルも明日の出発日程も無事に決まったので、散策を兼ねて夕食する場所を探すことに。
おしゃれなレストランを発見しましたが、残念ながら閉まっていました。
この通りは中心部から離れていたので人通りは少ない。
子供向けのお店もありました。
携帯ショップだけは少し都会的で変に違和感が。。
近付くと、看板だけが今風なだけで中はこじんまりしていました。
中心部とは違う場所を歩いたのであまりお店はなく、特にお腹も空いてなかったので、夕食はこちらの屋台に決めました。
道路脇にポツンと出店していましたが、意外とお客さんも多く買いに来られ、食べ物はほとんど売り切れているようでした。
私が注文したのはこんな感じです。
味はまあまあ。
特にソーセージはふにゃふにゃで不味かった。。
ただ焼いただけの料理なので、この屋台がダメだったわけでなく、ラオス料理の日本で言うソーセージが口に合わなかっただけかもしれませんが。
食事を終えた後はまっすぐホテルに戻ることに。
電灯もほとんどなく真っ暗だったので、持参している懐中電灯が役に立ちました。
ちなみに、私が日本から持ってきた懐中電灯ですが、
旅の所持品としてお勧めできるものなのでいつか紹介します!
というわけで本日の記事は以上です。